LIFE SHIFTでなりたい自分を明確にする

「LIFE SHIFT」で実現する、人生100年時代のキャリアづくり、というセミナーに参加。
まだ、そんなに生きなきゃいけないのか?!というのは、正直な感想だけど、思い通りにならないのが人生。
安楽死が合法でない現在、自分の死に時は選択できないので、「長く生きてしまった時」をシミュレーションしておくことは無駄にはならない。

参加者は、地元主催だからなのか、全体的に穏やかな、積極的にこれから出ていくつもりだ的より、自己啓発にでてみましたという印象。
東洋経済での特集の「LIFE SHIFT」は目を通した、家族にも興味を持ってもらいたいこともあり購入した「まんがでわかるLIFE SHIFT」が、私の事前情報。

しかしながら、受講者全員がそういう状況ではないこともあり。

人生の時間軸を教育・仕事・老後の3フェーズのあとは「死」という、今までの常識は通じず、多くの人が100歳まで生きる現在、貯蓄と社会保障では、老後を生活することはできないし、また年功序列や終身雇用の崩壊もある中で、いかに有意義に働き続けるかを考えなければならない。
つまり、一斉行進がおわり、学ぶこと、生きること、稼ぐことが役割を柔軟に行き来し、時には重なるのが「マルチステージ」、余暇(レクレーション)を自己投資と創造(リ・クリエイション)の時間にするなど、アイデンティティの持ち方や、リスクの捉え方が変えていく必要がある。

というLIFE SHIFTの概念説明のあと。

では、マルチステージを有意義に過ごすために必要な要素は何か?

  • 価値を生み出す源泉である生産性資産(知識・スキル/仲間/評判・信用)
  • 元気を維持する源泉である活力資産(体と心の健康/規則的な生活/ストレスコントロール)
  • 変化に柔軟に向き合う源泉である変身資産(開かれた姿勢/多様性に富んだネットワーク/自己理解)

の3つの「無形資産」である。

ここで、自分の課題や取り組みたいことの洗い出しワーク。
私の問題は、

  • 生産性資産に「コミュニティを持っていないこと」
  • 活力資産では「ストレス発散が苦手であること」
  • 変身資産は「自分がどうなりたいかわからないこと」

自覚していること、そのまま(笑)

多様性に富んだネットワークの意味することは、「弱い紐帯(ちゅうたい)の強さ」理論で、「親しい人からよりも、普段つながりの薄い人からこそ、より価値のある情報が提供されることがある」
同じ社会で生きていると情報も同じだが、ちがう社会で生きていると情報が違う。
だからこそ、得た情報からの気づきがある。

前回のNLP体験セミナーでも感じたが、たとえその時間しか共にしない人であっても、感じ方、考え方が異なることを知ることは大切だなと思っていたので、首を縦にブンブンふるわけだが、それを細くとも次に繋げていく「気力」(もしくはずうずうしさ?)が自分に不足しているのだと実感もするワケで(笑)

新しいステージの選択肢には

  1. エクスプローラー:探検家
  2. インディペンデント・プロデューサー:起業家
  3. ポートフオリオ・ワーカー:複業家

なので、3~5年の中期目標を持つことで時間の使い方が変わる。
余暇は、休憩・娯楽ではなく、自己投資の機会であり、生産活動のための貴重な時間資源なので、労働時間を減らし余暇を増やし、インプットだけでなくアウトプットしていくのが、新しい時間の使い方になる。

今、会社員としての労働時間は拘束時間として9時間。
残業はできないので、プライオリティをつけて効率良くこなすことにかけては、かなり努力しているが、そのため実務において、学ぶインプットはなく、ひたすら持ちうるものをアウトプットしているので、インプットに対する飢餓感はとてもある。
しかし、私に足りないのは本当の意味での「アウトプット」と感じられた。
ワークで、「私は〇〇です。」と言ってしまう(アウトプット)ことで、自分(脳)に「私は〇〇である。」と教える(インプット)を行ったのだが、アウトプットする〇〇が出てこないのだ。

妄想力はゼロなので、突拍子もないモノも出てこないし、LIFE SHIFTならば、今までに持っているものを昇華していくので、キャリアチェンジではなくキャリアアップからのマルチワークにつなげていく方法を模索できるのではないか、と期待していたのだが、世の中そんなに甘くない。

自己分析として、得意なこと、好きなこと、人と違うこと、挑戦してみたいことを書き出して行ったとき、自分をわかっていないのだ。
それは、セミナー受講で変わることはない。
刺激は受けられても、それを活かせるかどうかは自分次第。

ワークで、「なりたい自分の名刺」を作って、参加者同士で交換しあうというのに、その場を動けない自分。
このままではダメだ。

短期も中期も計画は練れないが、やはり自分の棚卸しが必要だと実感できたのは、ありがたい。

精神的な1番の問題点、生きる気力がないというのは、活動してればなんとかなるということにしておきwwww
今後も「自分を変え隊」活動は続く (;゚;ж;゚; ) ブッ

ちなみに、ワーク名刺では「カエル好きのWeb担」とか「カエル好きのイラストレーター」とかにした(笑)